モンゴルのマンホールチルドレンの自立を支援し、 草原の再生を応援する
(C)Meet the Smiles 2006 特定非営利活動法人 地球の笑顔と出会う会
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ビニールハウスレポート!

モンゴルで食卓にのぼる野菜といえば、じゃがいもやにんじんなど根菜類がメインです。近年、中国からの輸入野菜や国内での栽培も増え始め、都市では従来のお肉が主食の食事から徐々に野菜も浸透しつつあります。しかし、ウランバートルの施設ではまだまだ野菜不足・栄養不足は否めません。そこでMeet the Smilesでは子どもたちが自給自足で栄養を補えるように、植物を育てることの大切さを知ってもらうために、ハウス栽培ができないかと考えていました。

おととしからハウス栽培をしているモンゴル人家族を訪ね、取材を重ねてきました。モンゴルでは、昼夜の温度差が激しく、ハウス栽培は色々な工夫が必要だそうです。彼らの協力のもと、風通しをよくする窓をつくったり、いい土を運んできたり試行錯誤を重ね、ビニールハウスができあがりました。

こうして作られた孤児院ティムーレル(Temuulel)のビニールハウス。しかし、昨年は初めての挑戦で失敗!植栽はすべて茶枯れてしまいました。そんなハウス栽培の野菜が今年は豊作でした!!

今年5月末に訪問時には、きゅうりの苗がほんの少しあるだけの状態でした。滞在中、農業大学で研究をしているビャンバとハウス栽培の先輩であるアルタンが野菜作りの指導をしてくれることになりました。彼らはさっそく近くの農家からトマト・キャベツ・きゅうりの苗を購入し、その後も何度か施設に足を運んで野菜作りの指導をしています。

子どもたちの中から野菜のお世話係に大きい子たちが何人か名乗りをあげてくれました。(エンフチメグ・写真中央)ビニールハウスができてから子どもたちは野菜を作ることの楽しみを知ってとても喜んでいると言っています。

きゅうりは日ごとに大きくなっています。子どもたちは毎朝きゅうりを数本ずつ採ってパンにのせて食べているそうです。野菜が大きくなるのは嬉しく、自分たちで育てているから美味しさも格別のようです。
孤児院ティムーレルに作られた第一号のビニールハウスは、会のメンバーの会費や支援金に支えられて実現しました。施設の栄養状態が悪いのは、ティムーレルにかぎりません。ティムーレルがモデルケースとなり、今後他の施設でもハウス栽培が広まれば、子どもたちの栄養状態の改善に役立つかもしれません。